こんにちは、カスタム企画の伊東です。
今日は、多くの経営者が失敗しやすい「ランディングページ(LP)制作の依頼」について、業界の裏側も含めて本音でお話しします。
もし、あなたがこれからLP制作を誰かに依頼しようと考えているなら、契約書にハンコを押す前に必ずこの記事を読んでください。 知らずに依頼すると、「数十万円払って、綺麗なゴミが納品されただけ」という悲惨な結末になりかねないからです。
LPは「完成」した瞬間が「スタート」
Web制作業界にいる私がこんなことを言うのは変かもしれませんが、本来、LPは「自分たちで作って運用できる」のが最強です。
なぜなら、LPは一度作って公開したら終わりではないからです。
- どんなに徹底的にリサーチしても
- どんなにプロがコピーを書いても
- どんなに美しいデザインにしても
市場は「生き物」です。最初から100点満点でバカ売れするLPなんて、この世に存在しません。 公開してみて、反応を見ながら、「ヘッドラインを変えてみよう」「ボタンの色を変えてみよう」と改善(LPO)を繰り返して初めて、売れるLPに育っていくのです。
「作って終わり」の業者に頼むリスク
理想は「社内で改善を繰り返すこと」です。 しかし、お一人でビジネスをされている方や、忙しい経営者様にとって、LP制作のスキルを習得し、日々修正を行う時間は物理的にないでしょう。
だからこそ「外注」するわけですが、ここで大きな落とし穴があります。
世の中の多くの制作会社やデザイナーは、「作ること(納品)」がゴールになっています。
- 依頼通りのデザインを作りました。
- 納期通りに納めました。
- 「はい、さようなら。あとは頑張ってください」
彼らは「制作のプロ」であって、「集客のプロ」ではないため、これはある意味仕方のないことです。 しかし、私たち事業者にとってのゴールは「綺麗なページを持つこと」ではありません。「集客して売上を上げること」ですよね?
失敗しない外注先の選び方
では、外注せざるを得ない状況で、どのようなパートナーを選べばいいのでしょうか?
答えは一つです。 「作って終わりではなく、その後の『運用・改善』まで責任を持ってくれる人」を選んでください。
- 「公開後に反応が悪かったら、どう修正案を出してくれますか?」
- 「広告運用の数字を見ながら、LPの改善もお願いできますか?」
依頼する前に、この質問を投げかけてみてください。 もし言葉に詰まるようなら、その業者は避けた方が無難です。
「パートナー」として関われるか
LP制作は、家を建てるのとはわけが違います。 一度建てて終わりではなく、毎日ようにお客さんの反応を見て、店内のレイアウトを変えたり、看板を書き換えたりする「店舗経営」に近いものです。
だからこそ、ただの「作業員」ではなく、一緒に売上を作る「パートナー」としての視点を持っている人に依頼する必要があります。
まとめ:LPは「育てる」もの
今回のポイントをまとめます。
- LPは作ってからが本番。改善なしに成功はない。
- 一般的な制作会社は「納品」がゴールになりがち。
- 依頼するなら「運用・改善」まで伴走してくれる相手を選ぶ。
「とりあえず安く作ってくれるところにお願いしよう」 その判断が、結果的に「反応ゼロのLP」を生み、修正費でかえって高くつくことになります。
もし、「自分では作れないけれど、作って終わりにはしたくない」「公開後も改善を繰り返して、確実に売上につなげたい」とお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。
私は「綺麗なLP」を作るだけでなく、「売れるまで改善し続ける」ことを前提としたサポートを行っています。
