GoogleやSNSを使った広告費ってどのくらい必要になるか分からないとご質問を受けることが多いので、算出方法を載せてみました。
広告費は闇雲にかければいいものではありません。ビジネスに応じた客単価や目標獲得件数から適正な広告費を算出する必要があります。
LTVの算出と目標獲得件数
広告費を算出するにあたり、LTV(顧客生涯価値)と月当たりの目標獲得件数が必要なります。
LTVとは?
「顧客がそのサービスを使い続ける上で、サービスに投下する金額の総額」
LTVの算出方法
以下の計算式で算出します。
LTV=平均購買単価 × 購買頻度 × 継続購買期間
LTVの算出具体例
(例)スクールビジネス

月額料金(月謝)9000円でほとんどの会員が3年程度継続するスクールビジネスの場合は、以下の計算でLTVが算出できます。
9,000 × 12回 × 3年 = 324,000円
LTVは 324,000円 になります。
このスクールビジネスにおいて、1人の会員さんが生涯におおよそ324,000円の売上をもたらすことになります。
目標獲得件数
これまでの販売した実績、実績がなければ目標にて、月ベースの問合せ件数に対する成約件数を出します。
(例)スクールビジネス
10件の問合せに対し、3件の会員申込みを目標とする。(成約率30%)
1件当たりの販売促進費用
次に1件当たりの販売促進費用を算出致します
1件獲得するためにかける販売促進費用(CPO)
Webの場合、一般的にLTV(顧客生涯価値)に対し5%~10%程度
(例)スクールビジネス
LTV: 9,000 × 12回 × 3年 = 324,000円
324,000円 × 0.05 = 16,200円
324,000円 × 0.1 = 32,400円
1件当たりの顧客獲得単価(CPA)
先程算出した1件当たりの販売促進費に対し、成約率をかけて1件当たりの顧客獲得単価(CPA)を算出します。
CPAとは?1件のコンバージョンを獲得するためにかかる費用
(例)スクールビジネス
月当たりの目標獲得件数 10件問合せ中3件(成約率30%)
16,200円 × 0.3 = 4,860円
32,400円 × 0.3 = 9,720円
最終的な広告費
算出したCPAに対し、目標となる問合せ件数をかけて、最終的な広告費を算出致します。
(例)スクールビジネス
CPA:4,860円~9,720円 × 10件(問合せ)
= 広告費 48,600円 ~ 97,200円
最後に
それぞれのビジネスや目標となる獲得件数等によってかけるべき広告費が異なります。

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